先日に引き続き、早く読み上げるではなくじっくり読むために1章づつ読んでおります。
第5章 個人的経験と観察力を高める
本文より
知識が力になり得るのは、知識が、目標に向けた行動プランの中で活用されたときだけである。
ここでヘンリー・フォードの有名な逸話が述べられている。
ヘンリー・フォードを無知な平和主義だと揶揄した新聞社。
ブチギレたヘンリー・フォードは名誉毀損で新聞社を訴えた。
新聞社はフォードがいかに無知かを証明するため、陪審員の前で
彼に意地悪な質問攻めをする。
答えられないフォードに法廷内に笑いの渦が起った。
そこでフォードは、『私のデスクの上にはたくさんのボタンがあります。
その中の正しいボタンを押しさえすれば、私が必要としている知識を持った
部下がすぐ来てくれます。
私がどうしてあなたに答えるために、一般的知識を全部詰め込んでおく必要が
あるのでしょうか?』
弁護士は沈黙し、裁判官も傍聴人も誰一人として、フォードを無知で無学な人間
だとは思わなかった。
この逸話好きですね。
以前完璧主義で、全てのことを完璧にこなさなきゃならないと
考えていた自分が、この逸話で完璧である必要はないんだと感銘を
受けた思い出があります。
プロフェッショナルを多く仲間にすること。
人に頼った方が、より生産性が上がり、何より自分が楽になれること。
以前この逸話で救われました思い出。
また、第5章では「型にはめられた人間」が大志を見失うプロセスが書いてあります。
見てて、あいたたたwあるあるwwと納得せざるを得ない例えが記載されております。
楽しく勉強させて頂きました。
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